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お・・・オヤジくせぇ・・・・しかも古っ!!
汗臭さまで伝わってまいります。

でも面白い。いっきに読んでしまった。
次から次へと難題が・・・文章が元ジャーナリストだけあって簡潔。
さらーーーーっと読める。

暑苦しいのも
ありきたりなのも気にならない。
テンポがいい。

が、内容が浅い。
さらっとしてるだけに。

「下りるために登る」はなるほど深い、
・・・・と勝手に思ってたら最後まで読んだら意外と浅かった・・・OTL
哲学みたいなものは期待しないほうがよかったのね・・・

つーか、ラストの「お嬢さんを僕にください」には軽くひきました。
いつの時代だよ・・・・
『氷壁』の「奥さんを僕にください」の方が引き込まれました(腹黒笑)

オヤジによるオヤジのためのオヤジの小説みたいな話は聞いていたが・・・
本当にそうだった。
( ̄△ ̄;
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野球憲章というキーワードは最近よくききますが
その野球憲章と戦った高校生の話です。(漫画実話)

これ読んでいて思ったのですが
野球憲章って日本国憲法に違反しているのでは?
そういった法は施行できないはずだが・・・
ろう学校が理由で甲子園予選に出場許可をしないのは
法の下の平等に違反してるような・・・
野球憲章の法的審議までいかずに認可されるので
実際にはそこまで話は突っ込まないんですが・・・


特待生だの裏金だので最近の高校野球はうるさい。
しかも当事者であるはずの高校生をおいてけぼりにして
大人がわいわいやってる。

当の高校生はどう思ってるのかしら?
大人の決めたルールの中で優等生になれてもね。
社会に出たら自分の力で権力やルールに
立ち向かわなければならないのに。

この漫画に登場する高校生は大人が決めたルールと戦う。
決意し仲間を集め大人も見方につける。
それは自分たちを受け入れてくれない社会との戦いで
高校を卒業しても、ずっと続く戦いなのだとラストで語る。

それは、彼らに限ったことではないのでは?
おぬし、テニスがよくわかってるな・・・という感じ。

テニスのシングルスゲームは孤独なスポーツ。
それは人間の本質に近いものを感じる。
ネットの向こう側にいる人間の距離が人間の本当の距離なんだろう・・・と。

コート、ルールはメタファーで
それを受け入れないならばテニスは自分を受け入れてくれない。
この世界の本質な気がする。

誰かのためにしてやれることなんてない。
誰かの痛みをわかることもできない。
自分と他人は絶対に違う生き物で
“相手の孤独”を理解することで逆に他人を近くに感じたりする。
それをテニスは教えてくれると。


三島由紀夫も太宰治も村上春樹も、そして村上龍も孤独を描くのが上手い。
高い評価を受け歴史に残る作家というのは人間の孤独を描くのが上手い。
三島や太宰が今も読まれているのは彼らの描いた「孤独」の部分が
多くの人の心を今もとらえているからだと思う。
孤独が人間の本質なのかもしれない。

村上龍の場合、かなりはっきりと「孤独」の部分を説明してしまうのが特徴。
ストレートなかんじ。
春樹はちょっと違う文章表現をしている。
「スプートニクの恋人」なんかはタイトルからオシャレな表現になってる。
(彼がよく使う「井戸」の表現とか暗闇でのろうそくの話とか。)
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