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なんて壮大な設定。
小学生のころよく読んでいたニュートンを久々にひっぱりだしたい感じです。5万年前が「つい最近」の領域なのよね。こういう研究やってる人たちの中では。

月がなければ人類の発展ってなかったと。確かに恐竜が地球上であの巨体を動かすのは無理ってのはよくきいてた。生物が体内であれだけの巨体を動かすエネルギーを生成する構造をもてないとかなんとか。ということはやっぱり太古の地球は重力がいまより小さかったってことなら確かにつじつまはあう。

それにしても二巻のラストは不穏な感じですな。ミネルヴァぶっ壊したのホモサピエンスっぽいからな。

星を継ぐものというタイトル通りのテーマなんだろうなと思う。生物学者の言う通り、知能が我々より発達した知的生命体は下等なホモサピエンスをどう扱うのか、どういう価値観倫理観をもっているのか。かつて太陽系の覇者だった知的生命体が現れ地球の覇者は誰になるのやら。
人類の直径の先祖、クロマニョン人とネアンデルタール人の間に衝突があった証拠がイタリアから出てきたとかって話がついこの間ニュースになっていた。ヨーロッパ方面へ移動したクロマニョン人がネアンデルタール人とどう接したか。むしろ、衝突がなかったと言う方が不自然な感じもする。人類は戦争を繰り返してきたのだから。

よく好戦的なエイリアンが地球に襲来する映画はあるが、はたして、本当に好戦的なのは発達した地球外生命体なんかじゃなくてクロマニョン人の血をひく我々なんじゃないだろうか。ネアンデルタール人を滅ぼしたのも我々なんじゃなかろうか。そして愚かだから自分たちの星もぶっとばしかねないんじゃないかとか、そんなテーマになってくるのではないかと思いながら読んでます。

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