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おぬし、テニスがよくわかってるな・・・という感じ。

テニスのシングルスゲームは孤独なスポーツ。
それは人間の本質に近いものを感じる。
ネットの向こう側にいる人間の距離が人間の本当の距離なんだろう・・・と。

コート、ルールはメタファーで
それを受け入れないならばテニスは自分を受け入れてくれない。
この世界の本質な気がする。

誰かのためにしてやれることなんてない。
誰かの痛みをわかることもできない。
自分と他人は絶対に違う生き物で
“相手の孤独”を理解することで逆に他人を近くに感じたりする。
それをテニスは教えてくれると。


三島由紀夫も太宰治も村上春樹も、そして村上龍も孤独を描くのが上手い。
高い評価を受け歴史に残る作家というのは人間の孤独を描くのが上手い。
三島や太宰が今も読まれているのは彼らの描いた「孤独」の部分が
多くの人の心を今もとらえているからだと思う。
孤独が人間の本質なのかもしれない。

村上龍の場合、かなりはっきりと「孤独」の部分を説明してしまうのが特徴。
ストレートなかんじ。
春樹はちょっと違う文章表現をしている。
「スプートニクの恋人」なんかはタイトルからオシャレな表現になってる。
(彼がよく使う「井戸」の表現とか暗闇でのろうそくの話とか。)
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