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「村上作品の中で一番好き」っていう人が多いのが納得。
確かに、面白い。
最後の
「僕はどこでもない場所のまん中から緑を呼びつづけていた」
っていう一節が「世界の中心で愛を叫ぶ」の響きと似ている感じがした。
セカチュウって結局、再生なんてこれっぽっちも描いてない作品なんだけど、愛と再生がテーマらしいので笑える。オーストリアとか校庭とか、骨まきゃいいってもんじゃないんだよってかんじ。
「ノルウェイの森」は大切な人を亡くしてから壊れたものを整理して新しい大切なものをつくっていく過程が丁寧におわれていて共感できる。どんな喪失感も絶望も記憶の中で整理され、いつかは形を変えてゆく。物事にはっきりとした決着や切れ目なんてないし、永遠の結論なんてものもない。
絶望とか苦しみとか、ひゃっくりみたいなものかもしれない。
忘れた頃に終わっている。
確かに、面白い。
最後の
「僕はどこでもない場所のまん中から緑を呼びつづけていた」
っていう一節が「世界の中心で愛を叫ぶ」の響きと似ている感じがした。
セカチュウって結局、再生なんてこれっぽっちも描いてない作品なんだけど、愛と再生がテーマらしいので笑える。オーストリアとか校庭とか、骨まきゃいいってもんじゃないんだよってかんじ。
「ノルウェイの森」は大切な人を亡くしてから壊れたものを整理して新しい大切なものをつくっていく過程が丁寧におわれていて共感できる。どんな喪失感も絶望も記憶の中で整理され、いつかは形を変えてゆく。物事にはっきりとした決着や切れ目なんてないし、永遠の結論なんてものもない。
絶望とか苦しみとか、ひゃっくりみたいなものかもしれない。
忘れた頃に終わっている。
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●子供ってたくましい。
というより、あの戦火の中で生き残ったからなのかもしれないし、
あの中で育ったからこそたくましいのかもしれない。
頭が良くて柔軟でタフな子供しか生き残れない。
“全身の細胞が『生きろ』と叫ぶ”感覚がないやつは自然淘汰されたのだ。
先日の奈良の事件にしても、今の子供は弱すぎる。
父親との葛藤なんていつの時代にもあったはずだし、
どうしようもない行き詰まりなんてきっと古今東西誰にだってある・・・・・
何より、この本が一時期話題になったのは、世代をこえて、少年の心情に共感する部分があったからなのでは?・・・・少なくとも私は共感できた。
学校で教える戦争はひたすら暗くて「ほしがりません勝つまでは」が代表で、子供は大人の考えにみんな洗脳されてたものと思った。
少年の心と生活に戦争は深く影響を与えていて、でも、根っこの部分で少年は私たちと同じ感じ方をしていて、戦争ってこういうものなのだなと身近に感じられた。
ゆとり教育なんかしてる場合じゃない。エネルギーはあまっている。
子供ってこっちが思っている以上にたくましいのだから。
●父
この賢い父にしてこの子あり。そんな感じ。
息子の「なぜ?どうして?」という質問が彼の命を脅かすことになると早い段階で判断し、家の外でそうしたことについて話すことを禁じている。しかもそれはやわらかく状況を判断して対応し、結果的にキリスト教を信仰する一家を戦火の中、彼は守り抜いた。
●鬼畜
太平洋戦争の体験談を読むといつも思う。
なぜ、民家が爆撃されたのか。
原爆は本当に使う意味があったのか。
うちの祖母の体験談読んでいても思った。
B29が狙った相手は誰がどうみても一般市民だ。
焼夷弾にしても、木造民家向けのものと鉄筋コンクリートの工場向け用のものがあるというのはどういうことなのか?
戦争の根を絶つつもりなら攻撃は工場だけでよかったはずだ。
工場の場所が分からないというなら
なぜ、“民家用の焼夷弾”が投下されていたのか?
炎に焼かれて子供が死ぬところなんて想像もできない連中がこの世界にはたくさんいる。
日本も負けじとその歴史は残虐だ。
戦争は負けた方が悪い。
勝てば官軍は百も承知。
参戦の判断を誤り、自軍の力を見誤り、退却時期まで逃した政府には重い責任があるし、
狂気に走った軍を神の力をもって止めなかった天皇の責任も重い。
また、世の中の流れを見ているだけで何もしなかった国民全てに責任はある。
それでもやっぱり、あの、空襲の体験談を読むといつも感じる
「どこのだれかもわからない人に死ねばいいと思われている感覚」、
体験談の主が子供だったりするとなおさら、
原爆や爆弾を落とす連中を「鬼畜」と呼びたくなる。
というより、あの戦火の中で生き残ったからなのかもしれないし、
あの中で育ったからこそたくましいのかもしれない。
頭が良くて柔軟でタフな子供しか生き残れない。
“全身の細胞が『生きろ』と叫ぶ”感覚がないやつは自然淘汰されたのだ。
先日の奈良の事件にしても、今の子供は弱すぎる。
父親との葛藤なんていつの時代にもあったはずだし、
どうしようもない行き詰まりなんてきっと古今東西誰にだってある・・・・・
何より、この本が一時期話題になったのは、世代をこえて、少年の心情に共感する部分があったからなのでは?・・・・少なくとも私は共感できた。
学校で教える戦争はひたすら暗くて「ほしがりません勝つまでは」が代表で、子供は大人の考えにみんな洗脳されてたものと思った。
少年の心と生活に戦争は深く影響を与えていて、でも、根っこの部分で少年は私たちと同じ感じ方をしていて、戦争ってこういうものなのだなと身近に感じられた。
ゆとり教育なんかしてる場合じゃない。エネルギーはあまっている。
子供ってこっちが思っている以上にたくましいのだから。
●父
この賢い父にしてこの子あり。そんな感じ。
息子の「なぜ?どうして?」という質問が彼の命を脅かすことになると早い段階で判断し、家の外でそうしたことについて話すことを禁じている。しかもそれはやわらかく状況を判断して対応し、結果的にキリスト教を信仰する一家を戦火の中、彼は守り抜いた。
●鬼畜
太平洋戦争の体験談を読むといつも思う。
なぜ、民家が爆撃されたのか。
原爆は本当に使う意味があったのか。
うちの祖母の体験談読んでいても思った。
B29が狙った相手は誰がどうみても一般市民だ。
焼夷弾にしても、木造民家向けのものと鉄筋コンクリートの工場向け用のものがあるというのはどういうことなのか?
戦争の根を絶つつもりなら攻撃は工場だけでよかったはずだ。
工場の場所が分からないというなら
なぜ、“民家用の焼夷弾”が投下されていたのか?
炎に焼かれて子供が死ぬところなんて想像もできない連中がこの世界にはたくさんいる。
日本も負けじとその歴史は残虐だ。
戦争は負けた方が悪い。
勝てば官軍は百も承知。
参戦の判断を誤り、自軍の力を見誤り、退却時期まで逃した政府には重い責任があるし、
狂気に走った軍を神の力をもって止めなかった天皇の責任も重い。
また、世の中の流れを見ているだけで何もしなかった国民全てに責任はある。
それでもやっぱり、あの、空襲の体験談を読むといつも感じる
「どこのだれかもわからない人に死ねばいいと思われている感覚」、
体験談の主が子供だったりするとなおさら、
原爆や爆弾を落とす連中を「鬼畜」と呼びたくなる。
「ジーザスが人間ですって?」
っていいわれても・・・そりゃふつーに人間だわね。
男なしで子供がうまれるもんか。
( ̄  ̄)ふん。
これだから欧米人って・・・・・・・・
でも、私はやっぱり、ジーザスは人間であっても尊敬できる人間にかわりはないと思う。
彼の伝説が本物なら。
姦通罪で殺されそうになっている女の人を助けた人なら。
人を恨まず許す力を与えた人ならば。
尊敬に値する。
生まれてこの方、神というものをまったく信じてこなかった日本人には遠い国のお話だけど面白かった。言葉あそびがわかんないのが辛いけど。英語が読めれば・・・・あとフランス語辞書付き脳。
っていいわれても・・・そりゃふつーに人間だわね。
男なしで子供がうまれるもんか。
( ̄  ̄)ふん。
これだから欧米人って・・・・・・・・
でも、私はやっぱり、ジーザスは人間であっても尊敬できる人間にかわりはないと思う。
彼の伝説が本物なら。
姦通罪で殺されそうになっている女の人を助けた人なら。
人を恨まず許す力を与えた人ならば。
尊敬に値する。
生まれてこの方、神というものをまったく信じてこなかった日本人には遠い国のお話だけど面白かった。言葉あそびがわかんないのが辛いけど。英語が読めれば・・・・あとフランス語辞書付き脳。
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